矯正治療を受けるというのは大きな決断ではないでしょうか。インターネットを調べてみると様々な矯正治療の情報が手に入り、ワイヤーを変えたときの痛みや口内炎などのお口のトラブルについて事細かに述べられており、多くの方は矯正治療を受ける前に不安を覚えるはずです。
矯正治療は実はしっかりと心構えを決めて治療を受けると治療を成功に導きやすくなります。矯正治療に必要な心構えについてみなさんに詳しくご紹介いたします。
矯正治療というのは費用もかかり、時間もかかり、そして痛みもともなう治療です。このため、患者さんの中には矯正治療を終えた後の保定の段階で治療をやめてしまい、せっかく綺麗に並べた歯並びが悪くなってしまったり、様々なトラブルを経験してしまうことがあります。
矯正治療を受けるときにはいくつか注意しなければいけないポイントがあり、このような注意点を把握しておくと矯正治療を成功に導くのに役立ちます。まず、みなさんに最も注意してもらいたいのが矯正治療は保定まできっちりと続けるという点です。
保定の段階になり、矯正治療を投げ出してしまうと矯正治療を受けたのに歯並びが元に戻ってしまい、治療を失敗に終わらせる原因になります。また、痛みについてもある程度心構えが必要です。矯正用のワイヤーを変えた直後はどうしても痛みが伴いやすく、このようなタイミングでは痛み止めを服用して生活の負担を緩和することが非常に重要です。
また、矯正治療を受ける間は虫歯を防ぐという心構えも欠かすことができません。ワイヤーの周りに汚れが溜まってしまうと矯正治療に伴って発生する虫歯に悩まされることになり、しっかりと予防を講じることが非常に重要です。矯正治療を受けるときには適切な心構えを持ち、きちんとした治療を受けるようにしましょう。
2018年09月23日
カテゴリー: 矯正歯科コラム