八重歯は矯正で整えることができるの?
歯並びにはいろいろな種類がありますが「八重歯」で悩んでいる日本人は比較的多いです。人によっては魅力のひとつともなり得る八重歯ですが、見た目が良くない、かみ合わせが悪い、歯磨きしにくいなど、さまざまなデメリットがあるのが現実です。今回はそんな八重歯の原因や治療法について解説します。
八重歯がある人とない人の違い
八重歯がある人とない人とでは、歯が並ぶためのスペースに大きな違いがあります。八重歯は、歯列がデコボコになる叢生(そうせい)の一種であり、スペース不足が根本的な原因だからです。そこで気になるのが「スペース不足が生じる理由」ですよね。
●上顎の骨が小さい
上の顎の骨が小さいと、自ずと歯が並ぶためのスペースが不足します。八重歯である「犬歯」は、比較的あとに生えてくる歯なので、スペース不足のしわ寄せを受けやすいのです。
●歯のサイズが大きい
上の顎の骨が正常でも、歯のサイズが標準よりも大きければスペース不足が生じます。
●歯の本数が多い
永久歯は、親知らずを除くと全部で28本生えてきます。上の顎だけだと14本ですね。これよりも多い数の歯が生えてくると、当然スペースが不足します。専門的には「過剰歯」と呼ばれるものです。
このように、八重歯になる原因はいくつかに分けられますが、スペースが不足するという点は共通しています。
八重歯は矯正で整えることができる?できない?
八重歯は、矯正治療で整えることができます。それはワイヤー矯正だけでなく、インビザラインのようなマウスピース矯正でも可能です。スペース不足が大きい場合は、抜歯などの処置が必要となりますが、歯列矯正によって大きく改善することが可能です。
マウスピース矯正であれば、透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置を用いることから、周囲に気付かれずに八重歯を整えたい、という方におすすめの治療法といえます。
とくにインビザラインは、京都市はもちろん、全世界でもたくさんの人が治療を受けているマウスピース矯正なので、安全性や確実性が保証されています。長年のコンプレックスだった八重歯を安全かつ快適に治したいという方は、お気軽に当院までご相談ください。
まとめ
インビザラインのようなマウスピース矯正は、歯並びの乱れを細かく整えるための治療です。それだけに、犬歯が歯列からはみ出している八重歯こそ、インビザラインで治すべき歯並びの異常といえます。京都市でそんなインビザライン矯正を受けたいという方は、いつでも当院までご連絡ください。八重歯やインビザライン矯正についてさらに詳しくご説明します。
2020年10月26日
カテゴリー: 矯正歯科コラム