歯列矯正は、誰でも受けることができる歯科治療ですが、希望したらすぐに開始できるというものではありません。
矯正を始める前には、必ずお口の中を精密に検査しなければならないからです。
今回は、そんな矯正の前に確認することについて詳しく解説します。
矯正を始める前に
矯正治療を検討されている方には、まず口腔内診査を受けていただきます。いわゆる「歯科検診」のようなものですね。
お口の中を診査して、むし歯や歯周病にかかっていないかを調べます。
むし歯や歯周病が見つかったら、それらの治療を優先することとなります。
なぜすぐに矯正してはいけないの?
歯を動かす治療とむし歯や歯周病には、何ら関係がないのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに、ホワイトニング剤を作用させたり、被せ物を装着したりするわけではないので、矯正とむし歯・歯周病には直接的な関係がないように思えます。
けれども、歯列矯正では、ブラケットやワイヤー、マウスピースなどを長期間、装着することになりますよね。
これらの装置によって口腔ケアが難しくなるのは容易に想像できることかと思います。
適切な口腔ケア方法も矯正前に身に付けておくことが望ましいです。
当院では、スタッフがしっかりと指導・管理していきます。
まとめ
このように、矯正治療は思い立ったらすぐに始められるというものでもありません。
ですから、京都市にお住まいで矯正によって歯並びをきれいにしたいという方は、まず当院までお気軽にご連絡ください。
カウンセリングや口腔内診査から開始いたします。お口の中に問題がなければ、インビザライン矯正などを早期に開始することも可能です。
2021年07月20日
カテゴリー: 矯正歯科コラム