こんにちは。右京区山ノ内の村井歯科医院です。
今回は矯正の一期治療とⅡ期治療の違いについて説明をさせて頂きたいと思います。
小児矯正には一期治療とⅡ期治療の二種類があります。
①一期治療(早期治療)
☆目的:4歳から12歳頃までに開始される治療の事で永久歯を綺麗に並べる準備を行います。
☆装置:代表的な装置⇒◎プレート(拡大床):上顎や下顎を拡大して永久歯のスペースを確保します。
取り外しが可能で1日12時間~15時間程度の装着が必要となります。
☆治療期間:約2年~4年
②Ⅱ期治療
☆目的:12歳以降(小学校高学年以降)に開始され、生えそろった永久歯を綺麗にならべて最終的な噛み合わせを整えます。
☆特徴:一般的な歯列矯正と同様にあご骨の成長を利用矯正治療は出来ませんが、永久歯が動きやすい時期に行われます。
☆治療期間:早くて約1年~長くて3年ほど(但し、症例による)
一期治療とⅡ期治療は成長段階にあわせて適切な治療法を選択する為、子どもの矯正治療において
非常に重要となります。
早めのご相談で適切な治療を受けられることをオススメ致します。
2024年05月07日
カテゴリー: 矯正歯科コラム