歯並びが悪いと思っていたのに、後になって歯並びが綺麗になったという経験を耳にしたことはないでしょうか。実は歯並びというのは乳歯から永久歯に生え変わるタイミングに合わせて綺麗に歯並びが改善することがあり、歯並びの中にはあまり心配する必要のない歯並びの悪さがあります。
このような歯並びについての基本的な知識をみなさんに詳しく説明したいと思います。
乳歯が生えてから永久歯に生え変わるタイミングでみなさんに知っておいてもらいたいのが前歯の歯並びです。前歯の永久歯というのは実ははじめに生えてきた時には両方の前歯が外側の方向に傾いて生えていて、初めて前歯を見た時には前歯と前歯の間に隙間があり、将来歯並びが悪くなるのではと不安に思う方も非常に多いと思います。
実はこのように生え始めてすぐの前歯というのは両脇にある側切歯という歯が永久歯として生えてくるタイミングに合わせて両脇から力が加わり、しっかりと綺麗な歯並びに変わっていく現象があります。
このため、このような前歯が離れて生えている時期はアグリーダッキングステージ(みにくいアヒルの子の時期)と呼ばれていて、今後綺麗な歯並びを手に入れるために我慢しなければならない段階なのです。
乳歯から永久歯に生え変わるタイミングは歯並びが大きく変化するタイミングです。この時期の歯並びに不安を覚える場合にはすぐに歯医者に相談することが重要です。早期治療はお顔の仕上がりの印象を大きく変えることができます。歯並びに不安を覚える時にはすぐに歯医者に相談するようにしましょう。
2025/02/21
カテゴリー:矯正歯科コラム
2024/11/29
カテゴリー:矯正歯科コラム
2018年12月15日
カテゴリー: 矯正歯科コラム