みなさんは矯正治療の中には保険適応で受けられるものがあるのをご存知でしょうか。矯正治療は基本的に自費診療なので、費用負担が非常に高額なものだと思います。このような高額な治療を受ける時には保険適応してほしいと思う気持ちは非常によくわかります。
実は矯正治療の中には保険適応で治療を受けることができる場合があり、患者さんによっては保険適応で矯正治療を受けることができるのに、知らず知らずに自費診療の治療を受けていることがあります。矯正治療が保険的おおうになる条件についてみなさんに詳しくご紹介いたします。
矯正治療の中でも実は顎の発育に異常があったり、生まれつき顎の形が悪い場合には矯正治療が保険適応で受けることができます。特に広く知られている病気としては口蓋裂などの疾患ではないでしょうか。
顎の骨というのは胎児の段階で左右に別れて成長していて、この左右の顎が顔の真ん中で合体することで顎が正常に発育します。このような顎の正常な成長は様々な要素が原因となってうまくいかないことがあり、このまま大人になってしまうとお口と鼻とが繋がり、母乳を飲めなくなったり発音ができなくなってしまうようなトラブルが起こるのです。
このような口蓋裂の患者さんは矯正の治療を保険適応で受けることができます。このため、矯正治療を希望する時には保険適応の治療を行うことができる歯医者で治療を受けることが重要です。
口蓋裂以外にも顎変形症などの病気も保険適応で矯正治療を受けることができる代表的な疾患の一つです。保険適応で治療を受けることができるのかどうか不安に思う場合にはすぐに歯医者に相談し、治療を受けるように心がけましょう。
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