みなさんこんにちは。DHの藤居です。
日頃、お口のメンテナンスをさせていただいておりますが、患者さんのなかには現在矯正中の方もいらっしゃいます。
矯正中は歯に矯正装置(ブラケット)がついていたり、突起物がついていたりするので、普段よりも磨きにくく着色などもつきやすくなります。
矯正中も歯のメンテナンスは大切です。
先日、矯正中の方のメンテナンスをしているときに、患者さんから「今、奥歯で咬みにくいんですよね。」とお声をいただきました。
そこで以前ご紹介しているのですが、再度TCHについておつたえします。
TCHとは、日中継続的に上下の歯列が触れることです。
本来、お口の理想的な状態は唇を閉ざしていても上下の歯は触れていません。
ですが、人はしっかりと咬める位置を探して、歯をカチカチさせたり、咬み合わせたりしてしまいます。
このような状態が長く続くと、歯が過敏になったり歯は悪くないけれど、歯の痛みが出るといった症状を起こしやすくなります。
またひどくなると、歯にヒビが入ったり割れたり、かぶせ物が外れやすくなったりします。
このようなトラブルはお口の中にとどまらず、からだにおいては肩こり・頭痛、夜間に噛みしめがあると血圧の上昇にもつながります。
矯正中は特に日々、歯を少しずつ動かして咬む位置が変わるので、思うように咬むことができないことがあります。
こういったご不安にもサポートさせていただきますので、スタッフにご相談くださいね。
2020年09月09日
カテゴリー: 矯正歯科コラム